DroidKaigi 2016 に登壇しました

DroidKaigi 2016 が2016/02/18 と 2016/02/19 に開催されました。 DroidKaigi は開発者のための Android カンファレンスです。 2015 年から開催されて今年で 2 年目となる DroidKaigi ですが、せっかくなので登壇してみようと CFP を書いて送ってみました。

Android エンジニアになって 2 年の学び” というタイトルで概要を書いて申し込みをしたところ、嬉しいことに採択され、登壇することになりました。今回はその感想文を書いてみます。

 CFP

Call for paper が出たのは 2015/11/04 でした。数日のうちに申し込みを済ませ、採択の連絡をいただいたのは 2015/12/08 でした。 CFP は Google フォームを経由して送る形になっていて、パブリックな Google スプレッドシートで閲覧できる形になっていたのが良かったです。

実は昨年も CFP を送っていましたが、その時は選考から漏れることになりました。今にして思えばですが、その時は選考漏れという結果になって良かったと思っています。ノリと勢いだけの内容でしたから、今回、もしも登壇することになったら、誰かの心に残る価値がある話をしたいと思っていました。

 発表内容

“Android エンジニアになって 2 年の学び” というタイトルで発表をしました。発表資料に関しては、 Speaker Deck に掲載しています。

このテーマを選んだ理由は、GitHub 上で多数のスターをもらっているライブラリの開発者や、先進的な技術を学び取り入れているエンジニアの話とは違う、2 年目が終わろうとしているタイミングの自分だからこそできる、初学者に向けた話ができるはずと思ったからです。

また、これは勝手な思いですが、凄いエンジニアのセッションだけだと、年々登壇のハードルがあがるんじゃないだろうかという気がしていて、洗練された Tips とは違うセッションができたら、良い意味で新陳代謝が生まれるイベントになるんじゃないかとも考えていました。

さらに、気持ちの後押しになったのは、 @konifar さんの “DroidKaigiで聞きたい話をざっと挙げてみる” という記事です。この記事で “Androidを始めて◯ヶ月経って感じること” が聞いてみたいトピックとして挙げられていたので、 CFP を送るときの推進剤になりました。

 発表準備

発表の準備は 2015/12 末頃から始めていました。今回の DroidKaigi は聴講者がお金を払って参加するイベントです。なので、登壇者という立場はその分の価値を、発表という形で返す必要があると思っていました。

普段 LT をするときは頭の中で考えた発表内容をそのまま Keynote でスライド化し、調整しながら話すというスタイルでしたが、今回は 30 分間話すこともあって、念入りに準備を行いました。

まず、話す内容は Mac アプリの Tree 2 というアウトラインプロセッサでアウトラインを作っていきました。

Tree 2

このアウトラインを作り、大まかなストーリーができたところでスライドに落とし込んでいきます。今回のスライドは Android のイベントということもあり、アクセントカラーは緑にして、フォントは Noto Sans CJK JP にしました。

スライドは日英並記にしました。海外からのスピーカーもいらっしゃるイベントということで少し気合いを入れてみたのですが、これが大きく時間を使う原因になりました。私の英語力が足りていないからなのですが、

  1. まずは感覚で英文を書く
  2. 次に Google 翻訳を使って確かめてみる
  3. 最後に英語ができる方にレビューをいただく

という 3 段構えだったのですが、 1 と 2 に時間がかかりました。発表時間内に抑えるために、

  1. 作って
  2. 練習して
  3. 直して
  4. 練習して

という繰り返しで、練習の結果時間オーバーになったり、内容がチグハグになってしまったらアウトラインから考え直すみたいなことをしていたので、苦手な英語を考える時間がその分積み重なっていきました。

結果として、キチンと時間内に話せそうかつ、話したいことのエッセンスが詰められたであろう内容でまとめられたのが DroidKaigi 前日の夜でした。 DroidKaigi 前日の夜は登壇者と関係者の前夜祭があったので、帰ってからまとめた形ですね。スライドを仕上げたのは初日の夜中です。

1 月, 2 月と業務的に色々と忙しかったり、体調を崩してしまったりということもあって、12 月末頃から準備を始めたにもかかわらず、最終的にはギリギリになってしまったのは反省点です。

 発表当日

もの凄く緊張していました。が、今回はこれまで Keynote で使ったことがなかった機能を使うことで少しだけ心のゆとりを作っていました。

それは「発表者ノート」です。ディスプレイをミラーリングせず、プライマリディスプレイ側にスライドを映し、セカンダリディスプレイに発表者ディスプレイを表示することで、そのスライドで話す内容を確認しながら話をすることができました。

ただ「発表者ノート」機能に頼り切りになると、発表者が聴講者に対面せず、 MacBook Air のディスプレイだけを見て話すことになってしまうので、それは避けるように心がけました。

アウトラインを事前に作っていたので話す内容はそれなりに頭に入っていましたが、他にも画面だけを見ないようにするための小道具として、 Bluetooth のプレゼンターを用意していました。

Bluetooth Presenter.jpg

過去にもこれを使って Keynote を操作していたのですが、 El Capitan にしてから Keynote の再生と操作ができなくなっていることに発表前日の夜中に気が付き、どうもキーリマップが必要そうだということが分かったので Karabiner を使って操作ができるようにしました……。非常に焦りました。

 ありがとうございました

練習では発表自体は 25 分から 26 分で終わらせられる予定で、残りを質疑応答にできると思っていたのですが、実際には 29 分も話してしまいました。なので質疑応答が 1 件だけしか行えず、これは反省すべきところだと思っています。

私の前 2 つが Kotlin に関するセッションで会場内いっぱいに聴講者が入っていましたし、私の裏では Rx や CI に関する話もあることから、誰も聞きに来なかったらどうしようという不安もありましたが、多くの方に聞いていただけることになりました。

あの時あの場所に来ることを選んでくださった皆様、本当にありがとうございました。

 ありがとうございました その2

また、ちゃんと会場でご挨拶させていただくのがベストだったのですが、運営スタッフの皆様、本当にありがとうございました。 2 回目にして 2 日間、そしてスポンサーあり、有料のイベントを運営するというのは並大抵の覚悟ではできないものだと思います。

そんなイベントに登壇する機会を与えていただき、嬉しく思います。改めまして、本当にありがとうございました。

 
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